冬の土用は「う」ではなく「ひ」がつくもの? 冬土用におすすめの食材
今冬の土用は1月17日~2月3日
まず、土用とは何を意味する言葉なのでしょうか。
「土用とは1日限りではなく、春夏秋冬それぞれの季節の最後、四立(しりゅう=立春・立夏・立秋・立冬)直前の18日間のことです。今年(2026年)の立春は2月4日なので、冬の土用は1月17日から2月3日までとなります。
土用は次の季節とのバトンタッチ期間であり、準備期間でもあるのです。それぞれの季節の特徴が最も強く現れながら、次の季節の気配を感じ始める期間でもあります。
冬の土用は小寒(2026年1月5日〜)の後半から大寒(1月20日〜)にあたる、寒さが最も厳しい時季です。しかし、冬至(2025年12月22日)を過ぎて日は少しずつ長くなっており、春の訪れをささやかながら感じるタイミングでもあるのです」(瀬戸先生)
「土用とは1日限りではなく、春夏秋冬それぞれの季節の最後、四立(しりゅう=立春・立夏・立秋・立冬)直前の18日間のことです。今年(2026年)の立春は2月4日なので、冬の土用は1月17日から2月3日までとなります。
土用は次の季節とのバトンタッチ期間であり、準備期間でもあるのです。それぞれの季節の特徴が最も強く現れながら、次の季節の気配を感じ始める期間でもあります。
冬の土用は小寒(2026年1月5日〜)の後半から大寒(1月20日〜)にあたる、寒さが最も厳しい時季です。しかし、冬至(2025年12月22日)を過ぎて日は少しずつ長くなっており、春の訪れをささやかながら感じるタイミングでもあるのです」(瀬戸先生)
夏の土用との違いは?
一般的によく知られている夏の土用と冬の土用、それぞれの特徴を教えてください。
「夏の土用も鰻を食べる習慣のある丑の日(2026年7月26日)だけでなく、18日間になります。近年の猛暑続きで実感は薄いかもしれませんが、暑さが一番厳しいとされる小暑から大暑にかけてと重なります。
夏の土用は暑さから涼しさへ、冬の土用は寒さから暖かさへの対応へ、それぞれ切り替わる時期です。
東洋医学的には『陽から陰、陰から陽』へと急転換することで、体の負担が大きくなって夏、冬、どちらも体調を崩しやすくなる時期といえます。そのため、古くから夏の土用の丑の日や土用灸(きゅう)、冬の節分など、さまざまな養生法や健康を願う風習が育まれてきました。
冬の土用は、節分(2月3日)で締めくくられます。これも冬から春への転換を祝う行事で、冬の寒さを追い出すことを祈って行われているのです」(瀬戸先生)
「夏の土用も鰻を食べる習慣のある丑の日(2026年7月26日)だけでなく、18日間になります。近年の猛暑続きで実感は薄いかもしれませんが、暑さが一番厳しいとされる小暑から大暑にかけてと重なります。
夏の土用は暑さから涼しさへ、冬の土用は寒さから暖かさへの対応へ、それぞれ切り替わる時期です。
東洋医学的には『陽から陰、陰から陽』へと急転換することで、体の負担が大きくなって夏、冬、どちらも体調を崩しやすくなる時期といえます。そのため、古くから夏の土用の丑の日や土用灸(きゅう)、冬の節分など、さまざまな養生法や健康を願う風習が育まれてきました。
冬の土用は、節分(2月3日)で締めくくられます。これも冬から春への転換を祝う行事で、冬の寒さを追い出すことを祈って行われているのです」(瀬戸先生)
冬土用におすすめの食材は?
夏の鰻のように、冬の土用におすすめの食材はありますか。
「季節に限らず土用では、卵、カボチャ、サツマイモ、栗、ユズ、ミカン、キンカンなど黄色い食材を多く摂ると胃腸のケアができ、体調が整えられます。
胃腸は食物を腐熟(ふじゅく)させるという働きをもっていますので、それを助けてくれる味噌や納豆、漬物、鰹節などの発酵食品をたくさん摂るとよいのです。
夏の土用の丑の日に対応するのが、冬の土用の未の日(1月21日と2月2日)です。夏の疲れ解消のための暑気払い同様、冬の寒さを払う意味で『ひ』のつく食べ物や『赤いもの』がよいとされています。
『ひ』は羊(ヒツジ)、ヒラメ、ヒラマサ、ヒジキ、平茸(ヒラタケ)、稗(ヒエ)、干物など。『赤』は小豆、ニンジン、サツマイモ、唐辛子(トウガラシ)、クコ、赤身の肉やタイ、タコ、エビ、イクラなどの魚介類が挙げられます。
「季節に限らず土用では、卵、カボチャ、サツマイモ、栗、ユズ、ミカン、キンカンなど黄色い食材を多く摂ると胃腸のケアができ、体調が整えられます。
胃腸は食物を腐熟(ふじゅく)させるという働きをもっていますので、それを助けてくれる味噌や納豆、漬物、鰹節などの発酵食品をたくさん摂るとよいのです。
夏の土用の丑の日に対応するのが、冬の土用の未の日(1月21日と2月2日)です。夏の疲れ解消のための暑気払い同様、冬の寒さを払う意味で『ひ』のつく食べ物や『赤いもの』がよいとされています。
『ひ』は羊(ヒツジ)、ヒラメ、ヒラマサ、ヒジキ、平茸(ヒラタケ)、稗(ヒエ)、干物など。『赤』は小豆、ニンジン、サツマイモ、唐辛子(トウガラシ)、クコ、赤身の肉やタイ、タコ、エビ、イクラなどの魚介類が挙げられます。
特に羊肉は体を温める性質が強く、東洋医学的には『火』の性質をもつと考えられています。火鍋で唐辛子をはじめとした生薬と羊を一緒に食べるのも、体を温める効果があります。ジンギスカンが北海道など寒い地域で食されているのも、そのためでしょう。
タイ、エビ、イクラは、腎(臓器)の働きを補いながら体を温めるので、この時期の食材としていいものです。体を温める酒粕をお味噌汁に入れたり、砂糖の代わりに甘酒や味醂(みりん)を使うのもおすすめです。
ただし『ひ』『赤いもの』でも、寒さの一番厳しい時期ですから、季節を外したものを食べるとよくありません。トマトなどは体を冷やし、風邪をひいてしまいますので注意しましょう」(瀬戸先生)
タイ、エビ、イクラは、腎(臓器)の働きを補いながら体を温めるので、この時期の食材としていいものです。体を温める酒粕をお味噌汁に入れたり、砂糖の代わりに甘酒や味醂(みりん)を使うのもおすすめです。
ただし『ひ』『赤いもの』でも、寒さの一番厳しい時期ですから、季節を外したものを食べるとよくありません。トマトなどは体を冷やし、風邪をひいてしまいますので注意しましょう」(瀬戸先生)
胃腸が弱りやすい冬の土用に避けたいこと
冬の土用の期間に、避けたい行動もあると言います。
「土用は『陰陽五行説(木火土金水)』でいうところの『土』関係する季節(期間)ですので、古来、土いじりはできるだけしないほうがいいとされてきました。
東洋医学的に『土』は脾胃(ひい=胃腸)と関係する季節です。胃腸が弱りやすく、食べ過ぎや食事の不摂生がいつもより体調に影響しやすくなります。甘いものが多かったり、アルコールを飲み過ぎたりして、胃腸の調子を落とす人が多くなります。
冬に限らずどの土用でも胃腸をケアするのがよく、できるだけ生もの、甘いもの、冷たいもの、脂っこいものは避けるようにしましょう」(瀬戸先生)
冬の土用は正月の暴飲暴食の影響が出やすい時期でもあります。できるだけ胃腸を疲れさせないよう規則正しい生活習慣を心掛け、冬の土用も体調を崩さず快適に過ごして春を迎えましょう。
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「土用は『陰陽五行説(木火土金水)』でいうところの『土』関係する季節(期間)ですので、古来、土いじりはできるだけしないほうがいいとされてきました。
東洋医学的に『土』は脾胃(ひい=胃腸)と関係する季節です。胃腸が弱りやすく、食べ過ぎや食事の不摂生がいつもより体調に影響しやすくなります。甘いものが多かったり、アルコールを飲み過ぎたりして、胃腸の調子を落とす人が多くなります。
冬に限らずどの土用でも胃腸をケアするのがよく、できるだけ生もの、甘いもの、冷たいもの、脂っこいものは避けるようにしましょう」(瀬戸先生)
冬の土用は正月の暴飲暴食の影響が出やすい時期でもあります。できるだけ胃腸を疲れさせないよう規則正しい生活習慣を心掛け、冬の土用も体調を崩さず快適に過ごして春を迎えましょう。
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